エスケイプ・フロム・トゥモローはディズニーランドで無許可で撮影された映画で
ホラーの部類に分けられています。
映画を観るぞと意気込んでしまった方には物足りなかったり不愉快に思われたりするようです。
自分的には記憶にちょっと残るところもあったので感想をかきます↓
主人公の男性は家族でディズニーランドに来たんですが
奥さんからは嫌われてるしなんか息子は言うこと聞かないし黒目が多くなってキモいし
リストラされたし…という感じの境遇。
夢の国の象徴であるディズニーランドの中でさえ現実が彼ににじり寄ってきて
彼の夢と妄想の世界は歪んでいく、といったような感じです。
この映画でいいなと思ったのは、ディズニーランド及び遊園地なんかの
なんかコワい感が白黒の映像で表現されています。
楽しいと思って行けば見えないはずのモノが、見方が変わるだけで狂気を感じたり不安になったりするものです。
多分スプラッター系ホラーや、物理的な怖さを期待していた方はレビューで低評価にしたのでは。
何にせよ低予算を逆手に取っていて良いなと思いました。(低予算ながら上手い手法だなといえばクロニクルを思い出しましたが脱線するしいいや)
話はめちゃくちゃに感じるかもしれませんが
現実に絶望した彼が夢の世界で迎えた結末はまさに「エスケイプ・フロム・トゥモロー」でした。ある意味ハッピーエンド?
そんなに考えすぎず、カルト映画をバックで流す程度に観たい方におすすめなのかもしれません。
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